Research & Editorial Methodology
再開発情報を、どう調べて、どう読むか。
都市再開発NEOは、公開資料を並べるだけの転載サイトではありません。計画の対象範囲と時点を照合し、比較できるデータへ整理したうえで、街の動線や使われ方を編集部の視点で読み解きます。
執筆・編集:都市再開発NEO編集部/公開・更新:2026年10月14日
掲載する情報と、掲載しない情報
掲載対象は、自治体や事業者などが一般公開している再開発、建替え、駅前整備、複合開発です。所在地、用途、予定時期、規模、事業者などを共通項目に整理し、複数の計画を比較できるようにします。
未確認の噂、非公開資料、関係者だけが知り得る情報は掲載しません。名称が正式決定していない場合は仮称であることを示し、未公表の数値を完成予想図から推測して補いません。
Who, How & Why
制作主体・自動化・公開目的
誰が確認するか
都市再開発NEOは個人運営の編集部が、都市計画や建設中の街を継続的に調査して制作しています。記事には編集主体と確認日を示し、誤りの指摘を受け付ける連絡先を公開します。
自動化をどう使うか
公開資料から共通項目を整理する工程や更新候補の抽出にはプログラムやAIを補助的に使う場合があります。ただし、名称・所在地・数値・出典の照合と、公開可否の判断は編集部が行います。自動生成した文章や未確認の数値を、そのまま記事として公開しません。
なぜ公開するか
再開発情報は自治体、事業者、環境影響評価など複数の場所に分散しています。利用者が計画の現在地を把握し、一次資料へ戻って自分で確かめられるよう、比較表と独自解説を分けて提供します。
調査から公開までの5段階
1. 案件を特定する
通称や完成後の施設名だけで判断せず、都市計画上の事業名、工事中の仮称、住所、街区名を照合します。同じ地域に似た名称の計画がある場合は、位置図と事業区域を確認して別案件として扱います。
2. 一次資料を優先する
自治体の都市計画・事業認可・環境影響評価、事業者や再開発組合の発表、建築計画のお知らせを優先します。報道記事は調査の入口に使いますが、数値を掲載するときは可能な限り一次資料へ戻ります。
3. 数字の意味をそろえる
高さ、延床面積、敷地面積、着工、竣工、開業は資料ごとに定義や対象範囲が異なります。複数棟の最大値と街区全体の値を混同せず、約・予定・変更後など資料にある不確実性を残します。
4. 事実と分析を分ける
案件データには確認できた公表値を掲載し、都市動線、公共空間、用途構成、周辺への影響に関する考察は編集部特集として分けます。事業者が示す将来効果と本サイトの見解も同一の事実として扱いません。
5. 更新と訂正を記録する
長期計画は工程、用途、規模が変わります。新しい公式発表を確認した場合は掲載値を更新し、未公表項目を推測で埋めません。誤りの連絡を受けた場合は根拠資料と照合して修正します。
編集部が計画を読む5つの軸
- 交通と回遊
- 駅、バス、道路、地下道、デッキ、地上歩道がどのようにつながり、周辺市街地まで移動を広げるかを確認します。
- 足元の公共性
- 高さや外観だけでなく、低層部の入口、広場、公開空地、ベンチ、日陰、歩道との連続性を見ます。
- 用途と時間
- オフィス、住宅、商業、ホテル、文化施設が、平日・休日、昼・夜の利用者をどう変えるかを考えます。
- 工程と実現性
- 構想、都市計画、認可、着工、竣工、開業を区別し、完成予想図だけで実現済みと判断しません。
- 地域との関係
- 一棟の規模だけでなく、既存商店街、住宅地、水辺、公共施設、隣接する再開発との関係を読みます。
情報の限界と利用上の注意
再開発は完成まで長期間を要し、公表後に規模や工程が変わることがあります。本サイトは確認時点の情報を整理するもので、将来の完成、事業収支、資産価値などを保証しません。
契約、投資、設計、施工など重要な判断には、本サイトだけを使わず、最新の公式資料と専門家の確認をご利用ください。掲載内容の誤りや更新情報は、根拠となる公式資料とともにお知らせください。